部活が終わるのは19時すぎ。そのまま塾に向かい、家に着くのは21時半。「ただいま、おなかすいた…」と帰ってくる子供に、夕食は何を出せばいいのだろう。そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
中高生は成長期なので、遅い時間でもしっかり食べてほしいもの。けれど、疲れきった体に重いおかずや食べにくいものはつらいですし、親のほうも仕事や家事でくたくたの日があります。
そこでこの記事では、温め直すだけ、のせるだけで出せて、疲れた子供でも食べやすい夕食メニューを5つ紹介します。作り置きできるものが中心なので、帰りを待てない日にも使えます。今日の献立の参考にしてください。
遅い帰宅の夕食で意識したい3つのポイント
メニューを選ぶときは、次の3点を目安にすると失敗しにくくなります。
- 温め直しやすいこと:電子レンジか小鍋で温めるだけなら、子供が自分で準備できます。親が寝ていても大丈夫です。
- 胃にもたれにくいこと:揚げ物や脂の多いものは避け、やわらかく煮たものや汁気のあるものを選びます。ただし成長期なので、ご飯などの主食とたんぱく質は欠かしません。
- 一品で栄養がそろうこと:丼や具だくさんの汁物なら、おかずを何品も用意しなくても、主食・たんぱく質・野菜をまとめてとれます。
疲れていても食べやすい夕食メニュー5選
具だくさん豚汁
温め直すだけで、野菜もたんぱく質もとれる心強い一品です。冷えた体が温まり、帰宅後にほっとできます。おにぎりを添えれば、これだけで立派な夕食になります。
材料(3〜4人分)
- 豚こま切れ肉:150g
- 大根:5cm、にんじん:1/2本、たまねぎ:1/2本
- 木綿豆腐:1/2丁
- だし汁:700ml、味噌:大さじ3〜4
作り方のコツ
- 具は小さめに切ると火が通りやすく、食べるときも口当たりがよくなります。
- 豚肉は脂身の少ないこま切れやもも肉を選ぶと、遅い時間でももたれにくくなります。
- 味噌は火を止める直前に溶き入れると、風味が残ります。
- 豚汁野菜セットの冷凍食品もありますので、冷凍庫に準備してあると便利です。
- 玉ねぎをたっぷりいれると、甘くなり食べやすくなります。
作り置き・保存のポイント
鍋ごと冷蔵庫に入れ、2〜3日を目安に食べきります。自分で温められるよう、1杯分をお椀に取り分けてラップをかけておくと親切です。

卵とじうどん(にゅうめんでも)
疲れて食欲がない日でも、つるっと食べられるのがうどんのよさです。冷凍うどんと卵があれば、5分ほどでできます。
材料(1人分)
- 冷凍うどん:1玉
- 卵:1個
- 水:300ml、めんつゆ(3倍濃縮):大さじ2 塩ひとつまみ
- 長ねぎ、かまぼこ、ほうれん草など:適量
作り方のコツ
- 鍋で水とめんつゆを煮立て、凍ったままのうどんを入れてほぐします。
- 溶き卵は火を止める直前に回し入れ、ふたをして30秒ほど置くと、ふんわり仕上がります。
- 成長期の子供には、薄切りの鶏肉や豆腐を足してたんぱく質を補いましょう。
作り置き・保存のポイント
冷凍うどんと、ねぎ・かまぼこなどの具材を切らさないようにしておくと、いつでも出せます。夜遅く子供が自分で作る場合は、めんつゆの分量をメモに書いておくと安心です。
めんつゆの味が決まらない場合は、一つまみの塩で味が引き締まります。

親子丼の具など、卵とじ
鶏肉と卵のやさしい味で、一皿で満足感があります。やわらかく煮た玉ねぎが入るので、夜遅くても食べやすい一品です。また、食べやすくスタミナが付く牛肉(&甘辛醤油)や、うなぎ(&ウナギのたれ)の卵とじもおすすめです。
材料(2人分);親子丼
- 鶏もも肉(またはむね肉):150g
- 玉ねぎ:1/2個
- 卵:2個
- だし汁:100ml、醤油:大さじ1.5、みりん:大さじ1.5、砂糖:小さじ1
作り方のコツ
- 玉ねぎはくたくたになるまで煮ると、甘みが出て消化もよくなります。
- 作り置きする場合は、卵を完全に固まるまで加熱しておきます。
- 鶏肉は小さめのそぎ切りにすると、温め直してもかたくなりにくくなります。
作り置き・保存のポイント
卵を使うので、冷凍には向きません。冷蔵庫に入れて翌日までに食べきりましょう。子供には、電子レンジで温めてご飯にのせるよう書き置きしておくとスムーズです。

豆腐入りミニハンバーグ+スープ
ハンバーグは、疲れた時、ちょっと食べにくいと感じるメニュですが、豆腐を混ぜると、ふんわりやわらかく仕上がり、脂っこさも和らぎます。小さめに作れば食べやすく、遅い時間でも負担になりません。野菜たっぷりのスープを添えて栄養を補いましょう。
材料(約8個分)
- 合いびき肉:200g(一部を鶏肉に変えるとさらに食べやすくなります)
- 木綿豆腐:100g(水切りする)
- 玉ねぎ:1/4個(みじん切り)
- パン粉:大さじ3、塩・こしょう:少々
- ソース:ポン酢、または大根おろしと醤油
作り方のコツ
- 豆腐は耐熱皿に入れて電子レンジで1分ほど加熱し、しっかり水気を切ると、形が崩れにくくなります。
- 直径5cmほどの小判形にすると、火の通りが早く、温め直してもふっくらします。
- スープはコンソメで煮た野菜スープや、ミネストローネが相性のよい定番です。
作り置き・保存のポイント
焼いたものを冷蔵で2〜3日、冷凍で2〜3週間が目安です。冷凍する場合は、1食分ずつラップで包み、電子レンジで温めてください。ソースは食べる直前にかけましょう。
豚バラ大根の煮物
薄味でつゆだくに仕上げると、大根がさっぱりして、食べやすくなります。豚肉は、うすぎり肉がおすすめ。豚肉を事前に下茹ですると余分な脂と臭みが落ち、後味が軽くなります。
下ごしらえ: 大根は皮をむいていちょう切りか半月切りにします。豚バラは4〜5cm幅に切ります。薄切りにすると火が通りやすく、食べやすくなります。
材料(2人分);豚バラ大根
- 豚薄切り肉:150g
- 大根:300g
- 生姜:
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:大さじ1/2
- 顆粒だし 少々
- 醤油:大さじ1と1/2
- 水200cc
作り方のコツ
豚肉を下茹で: 沸騰したお湯で豚バラをさっと茹で、色が変わったらざるにあげて水気を切ります。これで余分な脂と臭みが落ち、後味が軽くなります。
大根を煮る: 鍋に大根、生姜、だし汁、酒、みりんを入れて中火にかけます。沸いたら弱火にして蓋をし、大根が透き通ってやわらかくなるまで煮ます。
豚肉を加える: 下茹でした豚バラ、醤油、塩を加え、蓋をせずに5分ほど煮ます。味がしみたら火を止め 器に盛って小ねぎを散らします。物足りなければポン酢を少しかけると、さっぱり食べられます。

気持ちが伝わる、ちょっとしたひと工夫
食事そのものに加えて、次のような小さな工夫があると、帰宅した子供もほっとします。
- 温める分だけ取り分けておく:お皿に盛ってラップをかけておけば、あとはレンジに入れるだけです。
- 炊飯器の保温機能を使う:電気代は確かに気になりますが、温かいご飯がいつでも食べられるのはうれしい。
- 多めにつくり冷凍ストックを用意する:多めにつくり、一部を冷凍しておけば、作り置きが間に合わない日も安心です。
- もっと食べたい気持ちに応える:準備した他、冷蔵庫にプラス一品おかずがあると、物足りない時のおなかを満たすことができます。
外部のサービスを利用することもおすすめ
夜は忙しく、わざわざそんな手間をかける余裕がないという方には、作り置きおかずを購入するという方法もあります。
スーパーや、生協では、翌日のお弁当のおかずにもなるような主菜、副菜の調理済み品も販売しています。購入しておくならば、日持ちのする魚おかず、鶏肉チャーシュー、そぼろ、などがおすすめです。漬物やスープなどもあるとよいですね。なお、夜は、揚げ物は避けたほうが無難です。
また、定期的に購入するおかずの宅配サービスもあります。管理栄養士が監修しており栄養バランスが整っているので、帰りがおそい、育ち盛りの中高生にはもちろんのこと、家族みんなで利用するのも、一つの方法です。
我が家でも使ってみましたが、薄味で消化に良いおかずが多く、冷凍ができたり、冷蔵のまま4日程度新鮮な状態で食べられたりと、かなり便利に使うことができます。
おすすめのサービスを紹介します。コチラから、価格やサービス内容を確認することができます。
たべやすい、ちょっと手の込んだ料理が届きます。
無添加にこだわった、家庭的料理が得意です。
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まとめ
子供の帰りが遅い日の夕食は、温め直しやすく、胃にやさしく、一品で栄養がそろうものを選ぶと、親も子供も楽になります。
今回紹介した5つは、夜遅くても食べやすい、豚汁、卵とじうどん、親子丼の具、豆腐入りミニハンバーグ、豚バラ大根ですが、毎日手の込んだものを用意する必要はありません。
帰りが遅い中高生の夕食、基本の考え方は以下の通り。
- 夜遅い場合は、消化に良く食べやすい料理がおすすめ。揚げ物は避ける
- 温かいご飯と汁物(汁気の多いもの)、その日の夕食を、すこし多めにストックしておく(家族プラス1人分で準備)
- 冷蔵庫にあと一品のつくりおき備えがあると、物足りない時に対応できる
- 購入品や冷凍ストックに頼ることもOK
疲れていても食べやすい料理
一度試してみてはいかがでしょうか。
